日本ハムが栗山英樹監督(56)に来季の続投を要請する方針を固め

日本ハム栗山英樹監督(56)に来季の続投を要請する方針を固めたことが20日、分かった。1年契約で迎えた通算6年目となる今季は、ここまで5位と低迷。しかし、限られた戦力の中、昨季は日本一を達成するなど球団側は過去5年の実績も踏まえて総合的に評価し、決断した模様だ。

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 今季は大谷、中田、近藤と主力の離脱が相次いだ。先発陣はチーム最多の有原が5勝で、貯金のある投手がおらず投打がかみ合っていない。19日には早くも自力でのCS進出が消滅するなど苦戦している。

 それでも球団幹部は「むしろ、こちらがごめんなさいという感じ」シアリス 通販と外国人を含めた戦力整備など、低迷の原因は必ずしも指揮官の采配ではないと認識。「(評価は)今年だけじゃない」と過去5年で4度Aクラス入りし、2度リーグ制覇した実績に加え、選手との対話を重視し育成する姿勢に大きな信頼を寄せている。上位進出への戦いが続いているため正式な要請はシーズン終了後となる見込みだ。

 楽天戦(札幌D)威哥王前に取材に応じた栗山監督は自身の去就に「球団の人に聞いて。分からない。俺はただひたすら責任を感じているだけ」と話すにとどめた。責任を痛感している栗山監督だが情熱は衰えておらず、正式に要請されれば来季7年目も日本ハムで指揮を執る可能性が高いとみられる。